懐かしき我が子の慣らし保育 

 

こんにちは

なんだか朝晩が少し涼しくなっていましたね

そろそろ夏の終わりですかね

我が子の通っている保育園では今週の水曜日で水遊びとプールは終わり、運動会に向けての準備が始まるようです

 

いろいろな保育園がありますが、我が子の保育園ではコロナの影響で去年の運動会が中止、七夕祭りも親の参加が中止、数少ない子どもとの共同イベントが無くなってしまい、寂しい思いをしたので今年は今からとっても楽しみなんです

 

我が子二人のタイプが全く違うのでどんな運動会になるかワクワクしてしまします

上の子は負けず嫌いなんですがドリームワールド強めなおっとりタイプ、そして人見知りせず何があっても動じない子、下の子はまーとにかく動くことが大好きで身軽な運動神経がいいタイプ、そして少しちゃっかりものなんですが、とーても怖がりなんです

 

上の子は慣らし保育なんて不要なほどでしたが、下の子はお昼を食べれず約一カ月ほどかかりました

 

姉妹は似るといいますが本当なんでしょうかね

 

慣らし保育で思い出したんですが昔、幼稚園の年少さんを担当させていただいたことがあしまして、慣らし保育をする側をやったことがあります

実は年少さんの先生の第一関門はそれこそ入園してこられるお子さんとそのご両親との信頼関係を築くこと、そしてお子さんに園での生活に慣れてもらう事なんです

 

入園後お子さんは初めて親御さんと離れての生活、そしてご両親もそんなお子さんたちがちゃんと園生活を楽しく過ごしているのかとてもとても不安で心配な1・2カ月なんです

 

入園当初はお子さんの鳴き声がクラス内に響きわたっておりまして

お子さんのパワーのすごさを感じます

ほとんどのお子さんは不安でほぼ午前中「ママー」と泣いています、ただ意外に外での環境に早く順応してくれるお子さんも中にはいらっしゃって、おもちゃで遊んだり先生と歌ったり楽しんで帰れる子もいます

 

ただ2週間ほどするとほとんどの子は園での生活を楽しい場と認識してくれるようになり、お母さん方もお子さんとの離れる時間を少し安心されるようです

 

ただやはりなかなか生活に慣れるのが難しく数人ですが緊張でお昼御飯がのどを通らないお子さんや、家ではトイレに行けているのに園のトイレができないといった様子のお子さんもいます

 

少しずつですがそのような時は親御さんと協力して、その子の緊張を一日でも早く解いてあげられるように声掛けなどを工夫します

そしてその子たちが園生活を楽しめるようになると・・・不思議なことに、今度は初期に元気よく遊んでいたお子さんがお家を恋しがるようになるんです

 

不思議ですよね、ですがこれは初め元気よく遊んでいたお子さんが実は甘えられるようになったという事なんです

初期は他のお子さんが泣いているから自分は頑張らなくてはと、どこかで頑張っていたんです

やはりどの子も初めてのことは緊張したり不安になりますよね

そう、なので不安な気持ちを表現する時期が違うだけで必ず全員一年を通してお家を恋しがるんです

 

案の定といってはなんですが、上の子も初めはすんなり保育園生活を送っていましたが夏休み以降に突然家を恋しがるように、あまりの泣きで途中でお迎えに行ったこともあります

ただこれがまずかった、泣くと迎えに来てくれると思ったようでこの泣き行動をあきらめさせるのには2週間ほどかかりました

そして毎回ひどい泣き、他のお母さんから、「子どもが家で突然「○○ちゃんのパパーママー」と叫ぶんですが、なんですか?」とご質問を受けてしまいました・・・(-_-;)

 

2週間ほど先生と園中のお子さんが我が子の鳴き声を聞いて生活されていたためのご質問・・・現場は大変だったんだなぁと感じてしまいました

当時の先生とクラスメイトの皆さんに感謝しかありません

 

その2週間、心を鬼にして子を体から汗だくになりながら引き離す親側も、それを引き受ける先生側も本当に大変だなと思いました

 

子どもの成長には早かれ遅かれ、個人差はありますが誰しもが通る道、そして外でお子さんが頑張っている証です。

その時は大変に感じますが、どうかあたたかく見守って、お家ではうーんと甘えさせてあげてほしいです